コロナ時代の転職騒動(6)

就職活動(3ヶ月目)ー続き

 

3ヶ月目に入ると、緊急事態宣言も解除され、応募案件も増えたのか、少し外人Agentからの紹介も増えてきたような感じがしてきた。

 

ある日、いつものRWの外人さんから強引な電話もあり、某社(外資大手)を応募する気はないか?と打診あり、とりあえず書類を送ると、一次面接に進むことになる。ホームページ見てもちんぷんかんぷんな業務であり、とりあえず自分の経歴を披露してみたが、あまり相手(日本人)の反応も良くない。これはダメだと諦めて会議が終わったところ、一次面接合格とのこと。訳がわからない。次は2位面接で外人さんらしい。この会社、仕事も面白そうな内容であり、会社の雰囲気も良さそうな気がしてきた。

 

別の日は、LINKEDINで親しくなったリクルーターの方から連絡があり、少し経歴が違うがあるポジションを受けてみないかという勧誘もいただいた。さすがにこれは面接の瞬間、インタビュアーもリクルーターの調整ミスということで、すぐにお開きとなったが、リクルーターからもお詫びをされて、なんだか自分が評価された気持ちになって、少し前向きな気分がしてきた。

 

ただ、この時点で、

1)保留にしているヘッドハンターのお仕事

2)10年前に入社を勧誘された敷居の高そうな大企業(これから面接)

3)外資大手(2次面接)

 

が手持ちの案件である。1)はともかく、2)か3)がうまく進まないかなと期待して面接に臨むことになる。

 

2)の大企業の一次面接は、自分の経歴を相手が読み込んでいる様子で、こちらから説明することなく、意外に打ち解けた話になった。すぐ2次面接に進めるという。Agent担当者に聞くと、人によっては3次、4次面接になるという。

 

3)は調べれば調べるほど、面白そうに感じてきて、自分の中では急に本命に浮上してきたが、一次面接の手応えのなさから少し不安を感じていた。

2次面接ではやはり、過去の経歴から考えると全く今回の環境が違うというところ気にされて、根掘り葉掘りどのように克服するのか突っ込まれてしまった。結局、一次面接でもあまり評価はされていなかったようで、正式採用者との比較のための一次面接官に「当て馬」にされた感じである。

 

残るは2)の大企業しかなくなった。