コロナ時代の転職騒動(8)

日々の過ごし方

 

日々の過ごし方としては、インタビューや奥様の出社がない場合は、

 

9:00−11:00 :求人情報の確認、応募

11:00ー15:00 :FPのお勉強

15:00−17:00:近所の散歩、夕食の買い出し

というパターンであった。

 

FPの受講を始めたのは暇つぶしには正解であるような気がした。

ただ気分的に苦しい時はFPの勉強も進まないので、近所の散歩や買い出しが多くなった。

特に4月5月は外出の自粛が徹底されており、ジムも閉鎖であり、唯一の楽しみが近所の公園への散歩であった。

 

6月後半になり、ジムに休会中のジムに週一回行くことにしている。ただやはり感染が怖いので混雑する土日には行かない。

 

 

 

 

週末や面接が進んだ場合などはfpの勉強が捗った記憶がある。

 

 

 

コロナ時代の転職騒動(8)

Agent

 

Agentについて。

 

Executive Search

人材本位というよりも、やはり学歴やMBAなど履歴書でハマりそうな人材を見つけると強烈にアプローチしてくる。自分も今回の転職活動の前ではあるが、ある企業を紹介され、カントリーマネージャー面談、AP外人面談、ビジネスプラン説明といろいろやらされたが、先方の事情で案件ストップ(カントリーマネージャーの転職ということが後で判明)。その後、今回の転職活動で相談するも「頑張ってください。いまお勧めできるものはありません」とお返事。

 

外資系AGENT

MP, RW, JAC, HAYSなど大手はどこも同じようなサービスで独自案件は少ない。基本的にはマッチングしているだけ。少しでもマッチングされればかたっぱしから声をかけているようで、中には全く経験のない仕事を紹介してくる場合も多い。こちらも暇で付き合ったけど。早朝や夜中でも平気でしかも早口で電話をかけて、応募するかどうか聞いてくる奴も多い。

書類応募に同意しても、その後のフォローアップがない会社が多く、返事がないのはNGなのだという、この業界の常識に驚く。

特にWEBなどで案件を魅力的に宣伝している企業は要注意。多分全て人寄せパンダ的な各案件とのこと。これらは全く反応がなかった。

やはり独立系のAGENTのKさんみたいな人を早く見つけるのが大事かと思われる。

 

日系AGENT

大手は、外資系情報はほとんど持ち合わせていない。50代後半むけの情報は、ハローワーク に近い条件ばかりであったし、応募してもやはり40代の採用が本音であった。

やはり頼みになるのが、中小で、フットワークがいい担当者を捕まえること。それも応募先に毎日出入りしているような。大手は、応募企業の担当、応募者の担当と分かれており機械的な対応しかできないなと思った。

 

 

 

 

 

コロナ時代の転職騒動(7)

Linkedin

 

Linkedinについて書いてみる。

 

あくまでも個人的な見解だが、

 

1)応募してもなかなかREPLYがない。

   コロナの影響もあるのだろうが、世界中からApplyされてくるので、担当者が謀   殺されるのかもしれない。

   中には観測気球で募集を出しているだけで採用意欲がないものも多いと聞く。

   

2)Premiumサービスに入り、直接企業側リクルーターかAgent担当者を捕まえるのが

  得策。そこで本当に応募しているか確認し相談。

 

3)勘違いに注意。

 転職活動していないときも、Agentから案件紹介のメールが届くが、これを自分の  市場価値が高いと思うと危ない。Agentは適当にマッチングして聞いてきているだ  け。(彼らは転職にOpenな人材を探すだけで苦労しているという。)

 紹介案件い応募しても企業側にコンタクトしたら書類審査すら通らないものが多い。 やはり確実なのは企業側リクルーターに直接コンタクトが確実。

 

 

 

 

 

 

  

 

コロナ時代の転職騒動(6)

就職活動(3ヶ月目)ー続き

 

3ヶ月目に入ると、緊急事態宣言も解除され、応募案件も増えたのか、少し外人Agentからの紹介も増えてきたような感じがしてきた。

 

ある日、いつものRWの外人さんから強引な電話もあり、某社(外資大手)を応募する気はないか?と打診あり、とりあえず書類を送ると、一次面接に進むことになる。ホームページ見てもちんぷんかんぷんな業務であり、とりあえず自分の経歴を披露してみたが、あまり相手(日本人)の反応も良くない。これはダメだと諦めて会議が終わったところ、一次面接合格とのこと。訳がわからない。次は2位面接で外人さんらしい。この会社、仕事も面白そうな内容であり、会社の雰囲気も良さそうな気がしてきた。

 

別の日は、LINKEDINで親しくなったリクルーターの方から連絡があり、少し経歴が違うがあるポジションを受けてみないかという勧誘もいただいた。さすがにこれは面接の瞬間、インタビュアーもリクルーターの調整ミスということで、すぐにお開きとなったが、リクルーターからもお詫びをされて、なんだか自分が評価された気持ちになって、少し前向きな気分がしてきた。

 

ただ、この時点で、

1)保留にしているヘッドハンターのお仕事

2)10年前に入社を勧誘された敷居の高そうな大企業(これから面接)

3)外資大手(2次面接)

 

が手持ちの案件である。1)はともかく、2)か3)がうまく進まないかなと期待して面接に臨むことになる。

 

2)の大企業の一次面接は、自分の経歴を相手が読み込んでいる様子で、こちらから説明することなく、意外に打ち解けた話になった。すぐ2次面接に進めるという。Agent担当者に聞くと、人によっては3次、4次面接になるという。

 

3)は調べれば調べるほど、面白そうに感じてきて、自分の中では急に本命に浮上してきたが、一次面接の手応えのなさから少し不安を感じていた。

2次面接ではやはり、過去の経歴から考えると全く今回の環境が違うというところ気にされて、根掘り葉掘りどのように克服するのか突っ込まれてしまった。結局、一次面接でもあまり評価はされていなかったようで、正式採用者との比較のための一次面接官に「当て馬」にされた感じである。

 

残るは2)の大企業しかなくなった。

 

 

 

 

 

 

コロナ時代の転職騒動(5)

就職活動 (3ヶ月目)

 

いよいよ今月からプー太郎になってしまった。就職活動の前に、

・健康保険の任意継続

国民年金(1号)の申請

・住民税の支払い

ハローワーク での雇用保険申請

など、やらなければいけない作業が目白押しとなる。前半1週間はこんなことで時間を潰す。

 

就職活動は、相変わらず

・Linkedinでの直接応募は反応がないか、あるいは数週間後にお断り。

外資系Agentも一巡したのか新規の紹介の連絡はこない。(冷たい奴らだ。連絡こな  いと思ったら、転職している奴もいた。)

・国内Agentの紹介案件は書類審査も通らない。(そもそもターゲット層が違いすぎる)

という状況で、目処さえ見えないので、流石に焦りが募りだす。

 

先輩や友人に連絡したら、外資系Agentで優秀な人材を数名紹介してくれた。

そのうち1名はKさんは、小さなAgentの社長をしているだけあって、私の過去の100

社を超えるコンタクトリスト(不幸のリスト)の提出を求め、以下のようにアドバイス

してくれた。

・Linkedinは信用するな。反応がないのがLinkedinである。

・直接応募もいいが、その分Agentは手を出せなくなる。自分に任せろ。

職務経歴書をもっと具体的に。(担当顧客、毎年の達成度など。)

・国内Inbound系でのカントリーマネージャーやExecutive職は減少しており、シングルコントリビューターのポジションを狙うべき。(たぶん自分の略歴を見てだと思う)

・レジメを綺麗に編集して、自分の紹介できるクライアントに直談判してみる。

・もし未経験な仕事でも、書類通過したら、インタビュー対策一緒にやってみよう。

と言ってくれた。

 

今までの外人Agentとの違いに驚くも、流石にコロナ時代とあって、Kさんもいくつか当たってくれたが、流石に反応がよろしくないとのこと。

 

そんな状況の中でも、絶対受けてほしいという案件があると国内3つのAgentの担当から連絡あり。

一つは、ヘッドハンターになれというもの。もう一つは、10年ほど前にこないかと言われた会社であるが、年齢的にも厳しそうだし、視野から外していた会社である。最後のは、聞いたこともない会社で、誰も応募する人がいないので、自分がサクラに近い応募者で面談する羽目に。

 

最初の会社は、一次面接にお伺いすると、担当者が出てきて、世間話をして終了。はい合格です。次は社長面談です。とのこと。自分としては、ヘッドハンターなど未知な領域だし、気持ちの整理もない中で、社長面談で頑張りますとも言えないから、腹が決まったら連絡すると保留にしておいた。ヘッドハンターの世界って敷居が低いんだなと思う。いい案件が出てきたら自分で応募してしまうという人も結構いるらしい。

 

2つ目の会社は、大きな会社だけあって、書類選考、一次面接、二次面接など想定時間をかけていくような様子である。どうせダメだろうと、書類先行の反応がないまま待つことにして、三番目の対応を行う。

 

3つ目の聞いたことのない会社は、都内の小さな雑居ビルにあり、最初どこだか分からずに佐川のおねーさんに聞いて場所を確認し唖然とする。あまりにも老朽化したマンションでエレベーターもギシギシ音がする。暗い廊下を通って、時間通りブザーを押すも、返事がない。後ろからコンビニ弁当抱えた女性が、「あー、誰も出ないのね」と言って開けてくれた。中には人がいたのだけど無視されていましたね。こんな会社への面接に参加している自分が情けなくなってきた。

会議室は小さいが、三人も参加するという。三密である。一人は会長、もう一人は社長、三人目は顧問だという。顧問は外出していて30分程度遅れるという。社長はマスク越しにコンコン咳をしているし、どうも大陸出身の人のようだ。こちらとしてはすぐ退散したいが、顧問到着を待つのだという。顧問がやっと戻ってきて、トイレに行って手を拭きながら現れて、やっと面接がスタート。自分の略歴を話すが、会長以外は興味ないと言った感じ。顧問が突然、「うちを紹介してくれる人脈はありますか?OOさん知っていますか?」と言い出した。「知ってはいますけど、今の世の中、人脈だけで商売できませんよ。ところでお宅の得意分野やバリューは何?」と聞き返すと、黙ってしまった。社長は社長で、「ウチの売り上げ増やす提案書を次回持ってきてくれますか?」とのこと。結局この会社、下請けの下請けで、人脈と価格で勝負といった割り切ったビジネスしかできておらず、仕事持ってきてよ。ということらしい。「バリューがわからないと紹介の責任も持てないから」と話を切って退散してきた。

気のせいか、その後1週間ほど体調が悪くなる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コロナ時代の転職騒動(4)

(3) 就職活動 (2ヶ月目)

いよいよ今月で戸籍上も会社を退職することになるので焦りだす。

 

当初はLinkedinでの直接応募や外資系Agentの紹介に期待していたが、

・コロナの影響で求人そのものが凍結している。

・求人のJDと自分のレジメがマッチングしない。

ということで、、上記は継続しつつも、幅を広げるためにも日本企業のAgentにいくつか登録してみることにする。

 

幾つかある中で、

リクルート

パソナ

・パーソルキャリア(これはLinkedinで巡りあった。バイリンガルが得意らしい)

・転機

に登録してみることにした。

 

登録段階で苦労することは、各社の提出資料(履歴書、職務経歴書、キャリアシートなど)のフォーマット違うこと、写真の準備、履歴書の空白期間をなくすなど、内容の吟味の前に各社お作法がたくさんあり、結構この作業はめげる。

 

頑張って登録すると、一応窓口担当者がアサインされ、30分程度、書類の確認、状況、やりたい仕事、期待給与、など中心にヒアリングかねたWEB会議で行う。彼らは実案件担当というよりも、登録者向けの窓口なので詳しい応募企業の事情などはあまり理解していない場合が多い。

 

話を聞くと、やはり、既存案件は見合わせが多いとのこと。各社コロナで様子を見ているらしい。また新規応募案件も極端に少ない非常事態とのこと。特に自分の場合は、年齢がネックだそうで、やはり国内Agentの取り扱いは日本企業案件が多いためか、応募は無理とは言わないが、書類通過の可能性もかなり低いので、熟考しているよりも少しでも気に留めたものはどんどん応募してみるのがいいとのこと。中には瓢箪から駒というものもあるらしい。各社のDBを見てみたが、聞いたことのない会社、聞いたことのある会社でも若手しか採用しそうにないJDが並んでおり、給与レンジも驚くほど低いものが多い。これじゃあ、正直黒猫のドライバーやタクシー運転手の方が気楽でいいのかもという感じのものが多い。

 

実際このルート、リクルートパソナの大手は、50社以上に応募してみても、「経験スキル合わない」「組織バランス」といった理由で書類選考さえ辿りつかない状態である。毎日数件「結果連絡(残念なお知らせ)」というメールが届き、だんだん鬱気味になってくる。

 

ただし大手とは違い、パーソルキャリアは担当窓口が案件担当者であること、転機は経営者に直接コンタクトしてくれて面談をセットするもので、より具体的な案件紹介や社長との面談をセットしてもらった。やはり幅広い情報収集が必要である。

(緊急事態の中、三密覚悟で社長面談のためオフィス訪問は正直かなり辛かった。結果は、もちろん、来て欲しいのだけど、今コロナでお願いしたい仕事の先が見えないし、高い給料も出せないから、というお断りであった。)

 

外資系及び国内Agent活用作戦が立ち上がったので、今度は直接応募作戦で意中の会社を見つけ、知り合いに頼み込んで書類選考にたどり着いたものが一つ出てきた。今やっている仕事の経験を生かせるし、外資系なので年齢も関係ない、ということで、自分の中では、ここで決めたいな、という思いが募る。しかしこの会社、一次面接、複数の二次面接があり、私の場合はいきなり、一次面接でUSとの面談となり、1週間程度面接準備(ほぼ暗記)をして臨むも、見事に玉砕となってしまった。その後、この会社には再度別のポジションでトライするも、同じように一次面接で玉砕となった。原因が分からなだけに反省のしようもない。英語力か?経験か?はたまた相性?まあ悩んでいてもしょうがない。縁がなかったということで次にいくしかない、とAgentの担当者からも言われてしまう。

 

こんなことをしているうちに、あっという間に、退職日が襲ってきてしまうことになる。周囲は、「次どこ?」「もう決まった?」なんて言ってくるけど、これが結構追い討ちをかけるように心に響く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コロナ時代の転職騒動(3)

(2)転職活動(1ヶ月目)

退職が決まったとはいえ、まだ今の会社に在籍中ということで、あまり焦りがない。そもそもヘッドハンターや外資系Agentから過去何度も案件紹介があったこともあり、今回もすぐに見つかるぐらいに軽く思っていた。

 

まずLinkedinの活用を始める。実は使い方がよくわからないので、むやみやたらに有名企業で募集をかけている企業20社程度にに英文レジメを直接送ってみた。後でわかったことだが、これがいけなかったらしい。この時点では、いくつかすぐ反応が来るものだと勝手に思っていたが、全く反応なし。

 

次にLinkedinのPremiumサービスに登録してみた。1ヶ月2000円程度で、自分の Profileを水面化で誰が見たかとか、募集案件担当のリクルーターに直接Mailできるなどの機能があるらしい。このサービスに入ってみて、確かにいくつかの企業では自分のProfileを見ている形跡があることがわかる。しかしその後反応がないということに少し落ち込み始める。

 

自分だけでの開拓は難しそうなので、LinkedinにはAgentの担当者も表示されてくる(Premiumサービスかも?)ことに気づき、とりあえずよく表示される担当者(外人が多い)に直接メールしてみる。彼らは、自分のように直近で転職先を探している人材を知りたがっているので、大体メールすると返事が来て、最新のレジメとともに電話会議を申し入れてきた。長い人で30分、短い人で10分程度会話する。

   大体聞かれる内容は同じ。

    1)今までやってきたこと(漠然だとなかなか理解されない。) 

    2)得意の業界や人脈(それがあれば相談しないんだが。。。)

    3)現場の給与と期待給与(OTEをはっきり言うべき)

    4)転職の理由(本気かどうかの見極め。)

    5)その他(自分は年齢が年齢だけに、最初に年齢を言うことにした。)

   

そこで彼らの持っている手持ち案件と少しでもマッチングするのがあれば、そこを「挨拶がてら」紹介してくる。ただ拙い英語で、自分の得意分野や希望職種のイメージなどうまく伝わるわけでもなく、Agent担当者も数打ちゃ当たる精神なので、初回されても採用企業の反応があるのは10件に一件程度で、大半は電話会議後フォローアップすらないのも驚きであった。

 

彼らと話をしていて気づいたのだが、やはりコロナの影響で案件がほとんどない状態でらしい。紹介してくるポジションも重複も多かった。Agent担当者もオフィス封鎖で自自社のDBにアクセスできない人も多数いたようだ。

 

この3月後半から4月は、転職市場は一番厳しい状況だったかもしれない。相当まずい時期に転職活動を始めた自分の愚かさに大いに落ち込む。

 

焦りながらも、大手外資系のAgentに登録を始めてみた(RW、MP、JAC、ランスタッド、HAYSなど)。ただ登録してみたものの、大半はすでにLinkedin経由で探り当てたAgentの担当者の所属企業であり、自分の情報は彼ら経由で登録されていたことがわかる。

これらの大手企業はあくまでも機械的なJDとレジメのマッチング作業が主体である。いかにJDの記載する内容に、自らのレジメの語句がヒットするか、が重要である。また一部のRWの営業を除いて貪欲さも感じられなかった。(RWは、早朝深夜かかわらず電話かけてきて、かなり違うなという案件でも平気で紹介してくる姿勢であり、自分も他に案件があるわけでもないので、英会話の練習と思って幾つかのインタビューを受けてみたが、やはり経験ない領域をいくら自分なりに膨らましても、すぐお断りになるものが多かった)

 

ということで、1ヶ月目は、Linkedinからの直接応募と、外資系Agentの活用を中心に活動してみたが、結局ほとんど何も進まず、不安が募るばかりであった。